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人間万事塞翁が( ゚Д゚)ウマー

一番、「酔っ払いの戯言」イキます。

轟々

ある晩眠れずに、目は瞑っているけれど、色んなものが浮かんでは消え、浮かんでは消えして。


すると、急に身体が固くなる。
「あ、まただ」
時々、金縛りのように動けなくなるのだ。


とにかく、動けるようにと 声を出す。
多分「うん」とか「ふん」とか、実際に声が出ていると思う。


動けるようになっても、感覚的に暗闇に何か居そうな圧迫感があるので、目を開けない。


その日は、何故か 頭の中で田舎で聴いていた風の音が聴こえてきた。


轟々轟々・・・・・


海の音にも聴こえるな・・・


宮沢賢治が書いた「どっどどどどうどどどうどどう」
そんな風にも聴こえる。


聴いているうちに、身体が緩んでくる。


暗闇の中から現れたのは、父親だった。
山の畑から帰って来たのだろう。
私はホッとしている。


次に現れたのは、母親だった。
多分迎えに出たのだろう。


二人の仲の良さそうな様を観て、安心した私は、目を開けた。


いつもの部屋。
少し明るくなっていた。


夜明けが近いのか。


安心とは、親が仲良くしていること。
喧嘩している様をみて、いつも不安だったなぁ。


固くなる身体。
いつも緊張していたのだろうか、私は。




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